漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
40代の女性です。
毎年、夏になるとクーラーで体調が悪くなるとのことです。
日中は会社のオフィスで、夜は自宅でと一日中クーラーのききすぎる部屋にいます。
自宅でも、御主人やお子さんが暑がるので、寝ているときでもクーラーをつけています。
そのため、朝から腹痛や下痢、むくみ、全身の倦怠感があるそうです。
ひざ掛けやカーデガンも使うようにしています。
一時的に、クーラーを使うのを控えめにしたこともありますが、その時は暑さで体調が悪くなったとのことでした。
症状をお聞きすると、もともと冷え性体質で、胃腸も丈夫ではありません。
このような方は、クーラーで身体が冷えすぎたり、水分調節がうまくいかなくなったりして体調を壊すことがあります。
そこで、胃腸を温めて水分代謝を良くするような漢方薬をお出ししました。
漢方薬を服用してからは、腹痛や下痢もおさまり、むくみも少なくなってきました。
また、だるさも取れてきて、暑さに負けることなく、一日元気に過ごせるようになりました。
夏場の熱中症やクーラー病は、とても身近な疾患です。
漢方薬で早めの対策をすることで、暑い夏を乗り切りましょう。
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